全国主要都市に直営約250校の英会話教室を展開する他、様々なサービスを通じて、日本の英語教育を支える株式会社イーオン。2020年より、広報部門にてPR Analyzerをご活用頂いています。
今回は、経営戦略本部 広報部 広報課の森田 繁雄さんに、広報活動の様子やPR Analyzerの活用方法、その効果についてお伺いしました。
今は、3名体制で広報業務を行っています。実は、弊社の広報部門は2012年に立ち上がり、しばらくは一人でやっていました。イーオンは、広告を通じて社名は良く知られています。一方で、コーポレートとして何をやっているかは伝わっていないという課題を感じ、自ら広報部門の立ち上げを働きかけました。
もともと、パートナー企業にクリッピングもお願いしていたんです。加えて、自分自身でもWeb検索は行っていました。効果測定における指標も色々あることは認識していましたが、立ち上げ時から継続して、掲載件数をKPIとしていました。
とはいえ「掲載件数が多いプレスリリースが良い発信なのか」とは一概には言えません。
近年、一層の成果の可視化を経営から求められる中で、複数の指標から、自社の広報活動を振り返らなくてはと感じるようになりました。
PR Analyzerはもともとセミナーなどを通じて知っていたのですが、8つの指標で成果を可視化できるという点が自分自身の考え方と近く、課題感を解消する魔法のツールになってくれるのではと思いました。
イーオンの広報部門として、どう経営へ貢献していくか、この1~2年で形にしたいと考えており、広告換算費や件数を自動的に算出するだけのツールでは不十分と考えていました。
複数の指標から経営への貢献を可視化し、さらに活動を支援するツールとして、PR Analyzerの導入を決めました。
まず、クリッピングの通知メールが随時届くのはすごく便利です。クリッピング一覧を見ながら、人力での検索だと漏れが出るんだなと気づきました。こうした検索時間自体が削減されたのも良い点ですね。
また、リーチ数や広告換算費などの量の指標を、掲載を社内に共有する際に、追記するようになりました。こうした指標が自動算出されるので共有が簡単ですし、掲載の価値を分かりやすく感じてもらえますね。
PR Analyzerを導入してから、KPIを件数だけでなくリーチ数も追加しました。何件掲載されたかではなく、どのくらいの人に届いているかという点を重視できるようになったと感じています。
また、広報活動のなかで「このメディアは重要」と経験の中で定めて進めていたんですが、リーチ数を見ることで、フラットに重点媒体を検討出来るようになりました。ポータルサイトへの波及や、ポータルサイトにおけるリーチ数も見ることで「どの波及元メディアが影響力があるのか」という視点も持つことが出来ます。そうすると、メディアキャラバンの動き方も変わってきますよね。
経営戦略部門の配下にいるということからもお分かりの通り、広報部門のミッションは、経営への貢献です。そのためには、現在の広報業務が、どう貢献できているのか、説明出来ないといけません。その説明の手法を、PR Analyzerの活用を進めながら考えて行きたいと思っています。
経営は満足している掲載記事でも、ファンづくりに繋がっていなければ、その広報活動は本末転倒です。
社会と企業をつなぐ窓口として、広報から自社の価値を発信することで、社会からの認識は変わってくると感じています。ある第三者の英会話スクールランキングでは、広報の立ち上げ当初はランク外だったんです。広報活動を続けていく中で、このランキングも上がってきて、現在では1位を頂けるまでになりました。
一方で、広報はやるべきことも多く、Have toのみをやるだけになってしまうこともあります。そうではなく、Want toももっと実現していきたい。そのために、積極的に動ける時間や企画を考える時間をどう捻出するかが重要です。
PR Analyzerの示す指標を見ながら、アクションの改善に活かし、より経営に貢献するための活動の方向を見出していきたいと思っています。
PR Analyzerに興味を持たれましたら、是非こちらよりお問い合わせください。
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